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退任のご挨拶 理事長 後 藤 護

退任のご挨拶 理事長 後 藤 護

理事長 後 藤 護

この度は突然のこの様な挨拶になりました。さぞかし驚いたことでしょう。
理事の方々には、半年前には申し上げ、後任を選ばれる様に告げておりました。
辞任の訳は、第一に体調不良につきこの重責に耐えられません。長年、糖尿病を患い闘ってきましたが、三大合併症の一つ、網膜症が発症し極端に視力が激減し、運転免許の更新も出来なくなってしまいました。
PCの10.5のフォントがルーペなしでは見えなくなりました。体重も一時8kg減と成り、体力が激減してしまいました。
辞任の第二の理由として、NPO法人として健全な体制の維持に自信が持てなくなったという事です。法人になる前から数えて、15年以上皆さんの善意に支えられてここまでやってこられました。事務所経費も殆ど掛からなく、普及活動もボランティアでした。しかし、今や専従が2名、家賃も最低ながら掛かるようになり、ボランティア活動も一部を除き、低迷している現状であり、理事の方々に交通費も支給出来ないでいます。ボランティア活動の低迷は全て私の責任です。非営利法人の基本はボランティア活動の育成、指導にあります。辞任の理由としてここに限界を感じたからに他なりません。
今後は人身を一新し若いリーダーの元に「ボランティア組織」を構築し、どんなところに「EMによるボランティア活動をするのか」これにより社会の人々から感謝されることを、成し遂げてもらいたいと思います。

「EM」は言葉や、活字では理解に限界があります。最初は活字、言葉でもそれを実体験、実践してこそ、その威力が判るものです。
1、生ゴミを実際に腐らせないで、肥料にしてみて、作物がどれだけ立派になったか、
2、米のとぎ汁で発酵液をつくりどんな効果が確認できたか、
3、EMダンゴを池に投入してみたら、ヘドロが消え綺麗になった
4、EM1でうがいしたら咳が止まった、生ゴミボカシを実際に作ってみた、
などなど実践している人の話は説得力があります。
それ故、つぎのリーダーには、EMの実践者を切望してやみません。
最後に在任中これまで協力、支援いただいた理事の皆さん、事務局の方々、会員各位に感謝、御礼申し上げます。

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