当協会名誉会長 比嘉照夫先生に聞く(3) Q&A
当協会名誉会長 比嘉照夫先生に聞く(3) Q&A
副編集長 本間弘二
<Q 質問概要>
野菜作りに使う良質なEM活性液を作るには、何を入れれば良いのでしょうか。
<A 比嘉先生コメント>
EM1号に糖蜜を加えて活性液を作っているのであれば、EM3 号(光合成細菌)をEM1号の量の5%分を加えれば、より効果的な活性液になります。
<Q 質問概要>
Q1 冬場、豚フン堆肥の発酵が遅いのですが、早く発酵する方法がありますか。
Q2 豚が風邪を引くと抗生剤を飲ませますが、飲ませなくても良い方法がありますか。
Q3 豚し尿の活用方法は。
<A 比嘉先生コメント>
A1 冬場は堆肥へのEM投入量が足りないと、発酵が遅くなります。EM3号を5%とスーパーセラCを少々添加し、強化したEM活性液を多めに入れると発酵は早まります。この活性液を使用しますと、北海道の美幌の例ですが、零下15℃くらいでも発酵しています。
A2 ビタミン剤にEMXゴールドを5%、EM蘇生海塩を1%混ぜて飲ませれば、予防効果が高くなり風邪はひかなくなります。
A3 溜めた豚し尿にEMを投入すれば、良質な水肥料に変わります。田に活用すれば雑草の生えない水稲栽培が可能ですし、野菜や果樹など農作物の肥料としても活用できます。問題は臭いですが、臭いが出たらEM活性液を入れれば、すぐ消えます。
臭いが出たら活性液を入れる、これを臭いが出なくなるまで繰り返せば、より良質な水肥料になります。