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恵み野菜園訪問 専務理事 細川義治

恵み野菜園訪問 専務理事 細川義治


8月17日後藤理事長が主催する恵み野EM菜園を見学。理事長は玉ねぎの収穫最中で、除草の手間を減らすためにマルチを使用したのですが、「今年の天候とマルチのせいで小粒だ」とのこと。農家のものも多雨のせいで、早く倒伏して、小粒なようですが、それでも、3000個の玉ねぎは大変な量でした。

多雨の影響で根が傷み収穫が少ないと言われるカボチャのほうも、100個ほどは収穫できそうな雪化粧や、鈴なりのさやが付いている花豆など、収量を想像するだけで、「すごい」の一言。そんな中、10kgほどもあるスイカがあった。さすが、と思ったのは認識不足で、天候不順のため雌花の受粉状態が悪かったため、着果したものが少ないので、栄養が偏って馬鹿でかいものとなったとのこと。6人ほどで談笑していた畑仲間の方のものも「大きくなり過ぎた」、と言っておられたが、食べさせて頂いたスイカは甘く美味しいものでした。

3mに達しようかという長いもの棚を作っていた仲間の方も、今年は晴れが少ないからどうなるかな、と言っておられたが、これだけの高さを確保すれば、日照不足もなんのそので、秋の収穫に期待が持てます。

 小生と同じ考えを持つ方もおられ、畑の有効活用と考えて、大豆とトウモロコシの混植にチャレンジするも、中央部は大豆の背丈が勝り、トウモロコシは実を着けられない状態。西の里の菜園のインゲンとトウモロコシも似たような景色になってきていると思い出し、急に心配になった。それにしても、広い面積でたくさんの人たちを指導していくのは理事長だからこそと感じた一日でした。畑仲間の方たちはみなさんほがらかで、野菜作りを本当に楽しんで交流されているようでした。

月寒教会
ボカシ作りを始めてから10年近くになる月寒にあるカトリック教会で8月29日にバザーが催された。数日前からお菓子作り、前日のテント設営、朝もぎのトウモロコシ、当別の雪の聖母園の納豆、野菜など、当日朝早くからの準備など信者さんの働きは大変で、こちらは、生ごみ処理のボカシの係りとしてお手伝い。ついでにEM商品のPRと販売。毎年、少しずつ顔見知りが増えてきて、似たようなバザーが厚別東で開けないないだろうかと考えた。
みんたる
北大の学生さんたちとの交流会。昨年の講師から始まった交流であるが、今回は、「ウチダザリガニを考える」会であった。小生の役割は、モロッコ料理担当で、ザリガニをサラダとタジン料理に使ってみるということで、玉ねぎ、じゃがいも、ズッキーニ、ミニトマトは西の里菜園のものを提供。ところが、みんたるさんの台所の排水管の詰まりで、洗い水はトイレへ運ばねばならずで、思った以上に時間がかかり、冷や汗混じりの汗だく調理でした。辛目に作った料理はなかなか好評で、あっという間になくなりました。本題の外来種に関する意見交換では、「食材として活用」などの意見も出ましたが、一度、野生化した外来種の完全駆除は不可能と思われ、せめてこれからのペット類の野生化を未然に防いでいくしかないと思われます。世間には、EMの微生物に対して、外来種扱いする学者さんもいますが、有用微生物は、人間の保護管理下でこそ、優先繁殖が可能なものですから、自然界において、EMだけが増殖することはあり得ないことを理解してほしいものです。

青シソ
大き目のプランターに植えたものが、葉を繁らせています。活用方法をご紹介。a、,塩漬け・ さっと熱湯に通し、塩を振ってタッパーに保存。海苔の代わりにおにぎりにまいたり、小さく刻んでふりかけとして。
b,ニンニク青シソ醤油・にんにくは薄切りにし、青シソは洗って乾燥させてから醤油に漬け込む。納豆、冷奴、おひたしなどに。
青シソ味噌を巻き込んで爪楊枝を通し、油でさっと炒めるとつまみに最高。

7月の情報交換会で出された質問ではっきりしなかった事柄

1.今年の夏大根はやけに辛い~高温、乾燥条件で生育したときに辛さは強まる。
2.堆肥に向いている落ち葉~カエデ、ナラ、ブナ、サクラ、プラタナスは1年
3.堆肥になりにくい落ち葉~マツ、スギ、イチョウ、ヒノキ、ササは2,3年
4.野菜の葉の中央部に穴があく~小さな甲虫が葉の裏面だけを食べているところを見ました。青虫は葉のへりから食べていきますが、甲虫はジュゴンが海藻を食べるようにしていました。

北村視察ツアー 現地に着くまでの短い時間に、少しだけ家庭菜園の様子を聞いてみました。暑かったせいなのか、日照不足にもかかわらず、皆さん良い出来のようでした。ただし、ズッキーニやゴーヤなどは日差しが必要なようで、実が着かない方も。
これから残すところ9,10月に期待しましょう。

専務理事 細川義治

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