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近年、環境汚染、鳥インフルエンザ、BSE問題、アトピー性皮膚炎、化学物質過敏症、ごみ処理問題等々の環境問題が取り上げられ報道されています。このような状況の中で、世の中が悪い、行政が悪いと簡単に批判する人は多くいますが、実は、そういう人もほとんどが被害者であると同時に加害者でもあるのです。
誰かがやってくれるまで待つという受け身の姿勢では、問題解決はできない状態になっています。そんなとき、「一人一人ができることから始めよう」「些細なことでもひとつひとひ積み上げていこう」という考え方をお持ちの方々がEMに関心を持ち始めました。
EMの用途は、生ごみ処理をはじめ家庭菜園、農業、畜産、河川浄化、悪臭対策、家庭内利用、ハウスクリーニング等々、多岐にわたっています。これらの用途を集約しますと「食糧」と「環境」、そこにつながる我々の「健康」の問題に結びついています。そしてまた、これらの問題を解決する鍵の一つに、EM技術があるのです。我々はほかの有用な技術と組み合わせて、これらの問題の解決に向かって歩み出さなければなりません。
ところでこの活動を進めていくときに、単なる技術だけを普及したのであれば、「根のない植物のようなもの」になってしまいます。その根幹には、自己の利益の追求のみでなく、他人のことを思いやり、社会のことを考える共存共栄の思想が必要なのは言うまでもありません。
我々はこのような社会問題を改善すべく、自然環境を大切にした、自然循環型社会の創造と普及を推進することを目的としています。